『LV999の村人』(レベルきゅうひゃくきゅうじゅうきゅうのむらびと)は、星月子猫による日本のライトノベル。2015年7月から2018年12月まで『小説家になろう』にて連載され、2016年4月から2019年1月まで書籍版がKADOKAWAより刊行された。イラストはふーみが担当。
この世界に生まれた者は王族・勇者・魔法使いなど、個人の生き方を決定づける役割が与えられ、その中には世界を豊かにするためだけに存在する「村人」という最弱の役割もあった。村人は力を持たないためこの世界では他の役割を持つ人々に守られるだけの存在であり、主人公・鏡浩二もその一人であった。鏡は2歳のころにこの世で必要なものが金であることを理解し、金を稼ぐためには強さが必要であることから、20年間寝る間も惜しんでモンスターを倒しまくった。その結果、鏡は平均LVが10の村人であるにもかかわらず、LV999に到達する。