『ふつつかな悪女ではございますが』(ふつつかなあくじょではございますが)は、中村颯希による日本のライトノベル。イラストはゆき哉が担当している。「小説家になろう」にて連載され、書籍版が一迅社ノベルス(一迅社)より『ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜』のタイトルで2020年12月から刊行されている。略称は「ふつつかな悪女」。2024年6月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は300万部を突破している。
詠国の後宮には五つの名家のみから婚姻前の女性(「雛女(ひめ)」と呼ばれる)を集め、次世代の妃を育成するための「雛宮」と呼ばれる場所が存在している。五家の一つ「黄家」の雛女・黄玲琳は美しい見た目と優しさから「殿下の胡蝶」と呼ばれ、次期皇后は確実と言われていた。一方、五家の一つ「朱家」の雛女・朱慧月は「雛宮のどぶネズミ」と呼ばれ、宮中の人々から嫌われていた。慧月は誰からも愛される玲琳を妬み、数百年ぶりに箒星が流れた夜に慧月が道術を使用したことで、二人の身体は入れ替わってしまう。
大逆転後宮とりかえ伝、第六幕「絢爛豪華!金領」編、開幕。『ナディール王子殿下の、おなーりー!』金家領の港町、飛州。大陸中の財宝と美食が集まるその町に、隣国、西琉巴王国の第一王子がやってきた。金清佳、黄玲琳、朱慧月、三人の雛女が揃って国賓を出迎えるのだが…。『偉そうな女!弱そうな女!冴えない女!こんな雛女たちからもてなしを受けるくらいなら、部屋に籠もって昼寝でもしているほうがましだ』派手好きで浪費家なナディールは初対面から失礼連発。もてなしのすべてに難癖をつけて、出迎えの儀を妨害してくる始末!身内を虚仮にされた玲琳は、もちろん華麗な反撃に打って出る!しかしその裏では、大きな事件が密かに進行していて…。雛女の結束強まる第10巻!
▼ 情報(Information) |
作者 | : | 中村 颯希/ゆき 哉 | 出版 | : | 一迅社 | レーベル | : | ZERO-SUMコミックス | 刊行期間 | : | 2021年07月(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784758036269 | ISBN(8巻) | : | 9784758086554 | 最新刊 | : | 8巻 |
|
▼ 言語(Language) |
English | : | Though I Am an Inept Villainess | 中文 | : | 我是不才惡女 | Deutsch | : | Futsutsuka na Akujo dewa Gozaimasu ga: Sūgū Chōso Torikae Den | Español | : | Futsutsuka na Akujo de wa Gozaimasu ga | Japanese | : | futsutsukana akujodeha gozaimasuga |
|