『完全版 ふたり鷹』は新谷かおるによる日本の漫画作品。最新刊は5巻
ヨーロッパ耐久選手権最終戦、波乱の結末へ 海外に主戦場を移した東条鷹は、持ち前のテクニックを活かして連戦連勝。 フランスのポール・リカール・サーキットでのヨーロッパ選手権第8戦に出場する。 ところが、スタート直後の大クラッシュに巻き込まれ転倒。 幸いケガはなかったが、他のライダーを死に至らしめたショックと、 炎上するバイクを見た精神的ダメージにより入院。 再起は難しいのでは…とまでいわれてしまう。 そんな東条の姿に心を痛める沢渡鷹だったが、 チームメイトのアルダナに「やつがたちなおったとき、闘志をわきたたせるだけの相手になっておけよ!」といわれ、 ヨーロッパ耐久選手権最終戦への出場を決意する。 一方、沢渡鷹の母親・緋紗子は、出産時の火災事故に伴う“ある疑惑”を拭えずにいたが、 当時の看護師の証言を聞き、衝撃の真実を知る… それぞれの思いが交錯する中、西ドイツのホッケンハイム・サーキットで ヨーロッパ耐久選手権最終戦が開幕。 『ふたり鷹』の劇中、最も熱いチェッカーフラッグといわれる ゴールのシーンで何が起きるのか? 手に汗握る激アツ展開をぜひ本書でご確認ください。 キーワードは「200メートル」と「2分32秒」です。 【編集担当からのおすすめ情報】 第5巻に収録されている「ヨーロッパ耐久選手権最終戦」のゴールシーンは、もはや伝説級。 カーレース、バイクレース、競馬、競輪、ボートレースと、 レースを描いたまんがはたくさんありますが、 間違いなく、最も疾走感のないゴールシーンでしょう。 ですが、最もスリリングな写真判定シーンでもあります。 レーサーの意地と、ゴールへの執念が読む人の胸を熱くさせる名演出! 後日談となるガソリンスタンドでの会話も、当時のバイクレースとレーサーの事情を知る重要な場面であり、 このエピソードがある事で、よりゴールシーンの感動が深まります。 新谷先生のストーリーの組み立て方、見事としかいいようがありません。 本書には、新谷先生の奥様である佐伯かよの先生が描いたコミックエッセイ、 「実録 新谷かおる これがうちのおとーちゃんだ!」 も収録されています。 新谷先生の日常がうかがえる楽しい作品でファン必読です。 盛りだくさんの第5巻。どうぞお楽しみに。