『戦争めし』(せんそうめし)は、魚乃目三太による日本の漫画。『ヤングチャンピオン』『ヤングチャンピオン烈』『別冊ヤングチャンピオン』(いずれも秋田書店)において、2015年(平成27年)から同時連載され、2016年(平成28年)以降は『ヤングチャンピオン烈』で連載されている。ウェブコミック配信サイト「チャンピオンクロス」でも2015年に公開され、「マンガクロス」でも2018年(平成30年)から連載されている。戦中の波乱の時代における食事や戦場での食事など、戦争を通じて人々が出会った食事を題材とした作品であり、1話から数話で完結する短編オムニバスである。当初は短期集中連載の企画であったが、予想外の反響を得られたことなどにより、長期連載となった。2018年にはテレビドラマ化されて、NHK BSプレミアムで『ドラマ×マンガ 戦争めし』として放映された。
※ オムニバス作品のため、複数のメディアで取り上げられ、後述のテレビドラマでも取り入れられている、単行本第2巻第1話「真夏のおでん」のあらすじのみを、例として述べる。
社会的反響! 戦後78年。令和5年の夏に昭和の感涙“食ドラマ”を編む。映画界の巨匠・山田洋次 監督が誉め、漫画界の巨匠・ちばてつや 先生も推奨。「戦争」と「食」を辿る毎夏恒例の1冊のシリーズ第9弾!今回は、特集ドキュメンタリーとして「ひかりと悲劇の長崎県」の取材記を軸に紡がれます。世界文化遺産の地(外海地区&五島列島)の「潜伏キリシタン」と戦時中の「かんころ餅」と「ある柑橘類」を巡る悲話と秘話。そして、隠された作戦・海軍の街(川棚町)での「水上特攻(震洋)」の少年兵と勤労女学生の「ラムネ」と「羊羹」と「小さな恋の物語」―ー。スペシャル企画として、石垣島出身の人気バンド・BEGINのコラボが実現。名曲「オバーの自慢の爆弾鍋」の実話ドラマが描かれます。メンバーの上地 等さんと魚乃目三太の対談記事も掲載。他には戦争と深い関係のある「電気パン」や「とんかつとキャベツ」「玉子焼きと弁当」などのホロリ泣きエピソードも収録。オール読み切り形式の珠玉の短編集---。