『戦争めし』(せんそうめし)は、魚乃目三太による日本の漫画。『ヤングチャンピオン』『ヤングチャンピオン烈』『別冊ヤングチャンピオン』(いずれも秋田書店)において、2015年(平成27年)から同時連載され、2016年(平成28年)以降は『ヤングチャンピオン烈』で連載されている。ウェブコミック配信サイト「チャンピオンクロス」でも2015年に公開され、「マンガクロス」でも2018年(平成30年)から連載されている。戦中の波乱の時代における食事や戦場での食事など、戦争を通じて人々が出会った食事を題材とした作品であり、1話から数話で完結する短編オムニバスである。当初は短期集中連載の企画であったが、予想外の反響を得られたことなどにより、長期連載となった。2018年にはテレビドラマ化されて、NHK BSプレミアムで『ドラマ×マンガ 戦争めし』として放映された。
※ オムニバス作品のため、複数のメディアで取り上げられ、後述のテレビドラマでも取り入れられている[12]、単行本第2巻第1話「真夏のおでん」のあらすじのみを、例として述べる。
戦後80周年。昭和100年目の夏におくる『食』と『戦争』をめぐる“昭和のバタフライエフェクト”! 記念すべきメモリアルイヤーを飾る大型企画。
『戦争めし』初の海外取材が、海の向こうの大きな島・台湾で実現。台湾中部の雲林県にある『日本帝国海軍の特攻基地跡』を舞台に日本統治時代から語り継がれる“食”の物語が紡がれます。そして、太平洋戦争に巻き込まれた『醤油工房』を営む“ある家族”の万感ストーリーも収録。日本だった頃の台湾の人々の知られざる史実が丁寧かつ濃密に明かされます。その他には…満州の遊牧民に憧れた『少年義勇兵』と『お汁粉』のお話や、世界の戦闘糧食(グローバルレーション)の秘話。そして、戦場のハッピーニューイヤー。お正月の『餅つき』と『お雑煮』エピソードなどが温かいタッチで描かれます。激動の20世紀の軌跡。作品に込められるのは“平和への願い”……。あふれる涙に、こみあげる想い。オール短編形式のシリーズ第11弾が令和7年の夏に発売いたします。
▼ 情報(Information) |
作者 | : | 魚乃目三太 | 出版 | : | 秋田書店 | 掲載 | : | ヤングチャンピオン、ヤングチャンピオン烈、別冊ヤングチャンピオン、チャンピオンクロス、マンガクロス | レーベル | : | ヤングチャンピオン・コミックス | 刊行期間 | : | 2015年4月7日[4] - | ISBN(1巻) | : | 9784253143202 | ISBN(11巻) | : | 9784253144773 | 最新刊 | : | 11巻 |
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