『ふしぎ遊戯 白虎仙記』(ふしぎゆうぎ びゃっこせんき)は渡瀬悠宇による日本の少女漫画作品。本項では2015年に読み切りとして『月刊flowers』(小学館)に掲載された『ふしぎ遊戯 白虎異聞』についても扱う。この2年後、同誌にてタイトルを本作に改めての隔月連載がスタートしたものの、2018年9月号に作者の体調不良による休載が告知されている。略称は『白虎』または『白虎編』。 2015年11月時点で全シリーズの累計発行部数は2000万部を突破している。
時は大正12年。出版社に勤める大杉 高雄(おおすぎ たかお)は、数ヶ月前に亡くなった友人―奥田 永之介(おくだ えいのすけ)の遺品―四神天地書の存在に苦悩していた。添えられていた書簡によれば、永之介が著したこの書物は中に少女を引き込んで四神の巫女という生贄にしてしまう忌まわしいものであり、永之介の一人娘―多喜子が犠牲になったのだという。本の力を信じる高雄だったが、書簡の遺言通りに本書を処分しようにも、焼却や裁断等あらゆる方法を試しても皆失敗に終わっていた。そんなある日、大杉家が関東大震災に見舞われてしまう。高雄は愛娘―鈴乃を倒壊する家屋から守るため、今まで必死で娘から遠ざけてきた四神天地書をやむを得ず開かせたことで鈴乃は高雄の眼前で本の中の異世界―四正国に飛ばされてしまった。
▼ 言語(Language) |
English | : | Fushigi Yûgi: Byakko Senki | 中文 | : | 夢幻遊戲 白虎仙記 | Japanese | : | fushigiyuugi byakkosenki |
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