『フシノカミ』は黒杞よるのによる日本の漫画作品。原作は雨川水海,大熊まい。「ガルドコミックス」(オーバーラップ)から発売。最新刊は9巻
文明が忘れ去られ”幻想”となった時も”本”だけは繋いでいた――意志を繋いだのは、いつだって本だった。辺境の農村で暮らす少年アッシュには秘密があった。それは今より遙かに豊かな前世らしき記憶を持っている事。あまりに貧しく、辛い生活の中で、決意する――記憶にある便利な生活を、今世に取り戻そう、と。その鍵こそが、古代文明の叡智が記されたという〝書物〟の解読だった――。文字を覚える所から始めた少年が、古代語を解読し、やがて世界に変革をもたらす文明復旧譚、開幕!
散りゆく命に“希望”を灯し覚悟ある限り“世界”は歩みを止めない。この村にとって――冬は死の季節だ。書物を読み解き、失われた文明を取り戻さんとする少年アッシュは、ついに養蜂技術も甦らせた。次なる野望は、かつて幼き友の命を奪った〝風邪〟を危険な病でなくす為に〝解熱薬〟を復活させること。だが、研究を進めるうち薬を使用するリスクが判明。折り悪く、マイカが高熱で倒れたとの知らせが入り――病の脅威に怯える寒村で、古代の叡智を紐解き、世界の常識を刷新していく文明復旧譚、第三幕。
| ▼ 情報(Information) |
| 原作 | : | 雨川水海,大熊まい | | 作画 | : | 黒杞よるの | | 出版 | : | オーバーラップ | | レーベル | : | ガルドコミックス | | 刊行期間 | : | 2021年07月25日(1巻発売) | | ISBN(1巻) | : | 9784865549621 | | ISBN(9巻) | : | 9784824006943 | | 最新刊 | : | 9巻 |
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