『弐の国の引継書』はtosによる日本の漫画作品。「MFC」(KADOKAWA)から発売。最新刊は2巻
磐切神社で聞こえた「おはよう」の声ーー。 その声を探すうちに、薙は突如「弐の国」と呼ばれる異世界へ迷い込んでしまう。 「弐の国」とは神や物の怪が暮らす、現世と死後の狭間に存在する世界で、 そこでは薙と同じように、選ばれた人間が三年に一人、生贄として「弐の国」に召喚されていた。 すでに生贄として暮らしている力(ルビ:りき)や智晴(ルビ:ともはる)たちから、この世界のことを教えられている最中、薙は不用意に結界を越えてしまい、猿の物の怪たちに襲われてしまう。 窮地のところを神様の一人である宮比さまに助けられ、安堵する薙。 やがてその目の前に現れたのは、彼が最も会いたかった「おねえちゃん」こと「しをり」だった。 そして、しをりと再会したことで、薙はあることを決意するーー。