『屍者の帝国』(ししゃのていこく、The Empire of Corpses)は、伊藤計劃・円城塔の長編SF小説。
19世紀末、ヴィクター・フランケンシュタインによって屍体の蘇生技術が確立され、屍者が世界の産業・文明を支える時代が到来していた。1878年、ロンドン大学の医学生ワトソンは、指導教官セワード教授とその師ヘルシング教授の紹介で、政府の諜報機関「ウォルシンガム機関」の指揮官「M」と面会し、機関の一員に迎えられ、アフガニスタンでの諜報活動を依頼される。その目的は、屍兵部隊と共にロシア軍を脱走してアフガン北方に「屍者の王国」を築いた男カラマーゾフの動向調査だった。
騒乱の米国を後にしたワトソン一行はノーチラス号を駆り再び英国へと向かう。決戦の舞台は巨大解析機関チャールズ・バベッジ。世界の命運を賭けた旅路の果てに彼らが見るものは、そしてフライデーの魂の行方は――。
▼ 情報(Information) |
原作 | : | 伊藤計劃,円城塔 | 作画 | : | 樋野友行 | 出版 | : | KADOKAWA | 掲載 | : | 月刊ドラゴンエイジ | レーベル | : | ドラゴンコミックスエイジ | 刊行期間 | : | 2016年02月09日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784040708065 | ISBN(3巻) | : | 9784040720845 | 最新刊 | : | 3巻 |
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▼ 言語(Language) |
中文 | : | 屍者的帝國 | Français | : | The Empire of Corpses | 한국어 | : | 죽은 자의 제국 | Japanese | : | shishanoteikoku |
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