『隻眼獣ミツヨシ』(せきがんじゅうミツヨシ)は、上山徹郎による漫画。2002年から2005年まで『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)において連載された。単行本は3巻。2005年12月発行分で同誌連載は終了した。約3年後の2008年12月に『JC.COM』(集英社)へ移籍、『ミツヨシ完結編』として再開された。
江土城の若君にして次期将軍、祠千代は水練のため城を抜け出した際に謎の女剣士ミツヨシに出会う。ミツヨシは祠千代に水泳を教えている最中、ミツヨシの家来にあたる戦術暗鬼豹牙の戦闘に巻き込まれる。相手は真田虫幽士、筧獣象と名乗る妖怪だった。虫幽士とは3年前、江土城に火を放ち幼い若君たちの命を奪った妖怪であり、ミツヨシが探し続けていた宿敵であった。隻眼を開いたミツヨシは圧倒的な武力で獣象を撃破、祠千代は江土城へ無事に帰還する。