『戦国小町苦労譚』(せんごくこまちくろうたん)は、夾竹桃による日本のライトノベル。イラストは平沢下戸が担当。2013年1月27日より「小説家になろう」で連載されており、2016年1月15日からはアース・スターノベル(アース・スター エンターテイメント)より書籍化されている。2021年7月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は100万部を記録している。
歴史好きの農業高校生・綾小路静子は、学校の帰りにふと気が付くと永禄八年(1565年)3月という戦国時代のど真ん中にタイムスリップしていた。そこで織田信長に出会い、(当時は無礼に当たる)実名を口にして殺されそうになった静子は、南蛮で育ち最新の農業技術を持っているため役に立つと自称する。その言葉を聞いた信長は、静子を荒れ果てた村の村長に任命し、豊作にすることを命じる。村長に任命された静子は、土壌を改良したりタイムスリップの際に偶然持っていた苗を植えたりして信長の命に応えようとする。初めこそ村長が女であることへの風当たりは強かったが、静子が実力を発揮するにつれ村人の偏見は少なくなっていった。その後、静子は内政にも呼ばれ、現代の技術や農業の知識を織田軍のために使用する。
京の街を襲う麻疹ウイルスから徹底した隔離対策で人々を救う静子は、一向宗攻めでも戦果をあげ、続く比叡山延暦寺攻めでは小谷城攻略で知略をめぐらし秀吉を唸らせる。信長の覇道を陰で支える静子は、彼の信念に自らの思いを乗せて戦う。「小説家になろう」発人気時代小説コミカライズ、静子の知略と信長の信念が描かれる第13巻!!
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | sengokukomachikuroutan |
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