『恋愛と贅沢と資本主義』(れんあいとぜいたくとしほんしゅぎ、ドイツ語: Liebe, Luxus und Kapitalismus)は、ヴェルナー・ゾンバルトが著した論文である。1912年にドイツで刊行。日本では1987年、金森誠也が翻訳、論創社から刊行された。現在は講談社学術文庫に収録されている。
同時代に書かれた、マックス・ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」が、経済発展の要因をプロテスタント的な禁欲と、それによる貯蓄という、倫理にもとめているのに対して、この著書では恋愛、特に姦通や売春などとそれに関連する奢侈、贅沢に求めており好対照をなしている。