借金王キャッシュ(しゃっきんおうキャッシュ)は河内美雪の漫画作品。「花とゆめ」(白泉社)に、1994年1月から1994年6月まで連載された。花とゆめコミックス(全2巻)が刊行された。
バブル崩壊ですべてを失った北条家は、10億円の借金を抱えてバラック暮らしを始めた。それでも家族はのほほんと浮世離れした日々を送っていた。しかしお嬢様高校生の娘、政子は次第に貧乏暮らしが身に応えてくる。ある日、借金の取り立てに乗り込んできた高利貸しの手下、遠山が放った「このビンボー人が」という一言に切れ、闘争本能をむき出しにした別人格に豹変する。