『妻をめとらば』(つまをめとらば)は、柳沢きみおによる日本の漫画。『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載された。1989年にテレビ東京でテレビドラマ化されている。新人証券マンの高根沢八一を主人公とし、最高の妻に出会うために奔走する、社会人を描いた作品である。
西北大学を卒業して大手証券会社に就職した主人公の高根沢八一は、大学の寮歌の一節に影響を受け、最高の女性を見つけて結婚することを夢見て社会人人生をスタートさせる。同僚やホステス、結婚相談所で知り合った女性など、八一は最終的に10人以上に及ぶさまざまなタイプの女性と付き合うことになるが、その優柔不断な態度によってことごとく破局する。そんな迷走をしているうち、残業の多い不規則な生活によって身も心もボロボロになっていく。