『ドリームバスター』は、宮部みゆきのSF小説である。2013年現在、徳間書店から4巻まで発売されている。
地球とはまったく異なる位相に存在する惑星「テーラ」。そこでは人間の意識と肉体を切り離すことで、自在に移動・保管を行えるようにする計画「プロジェクト・ナイトメア」が進行していた。そして5代目の実験機である「ビッグ・オールド・ワン」の完成によりついに成功するかと思われたこの計画は、後に大災厄と呼ばれる最悪の暴走事故を引き起こした。大災厄はテーラに天変地異と異常気象を引き起こし、人体実験の被験者だった死刑囚50人は、意識だけの存在となり、地球の人間の夢の中へ逃亡してしまった。