人間失格

『人間失格』(にんげんしっかく)は、古屋兎丸(原案:太宰治)による日本の漫画。『週刊コミックバンチ』(新潮社)の2009年2月20日号より連載中。『週刊コミックバンチ』の休刊に伴い、同社の『月刊コミック@バンチ』に移籍し、2011年6月号(4月21日発売)まで連載された。単行本は全3巻。全12話。話数は「第○の日記」で表わされる。

漫画家の古屋兎丸はある日、新連載のネタにつまってネットサーフィンをしていると、個人の日記が書かれた『人間失格』というサイトに出会う。そこには3枚の写真があり、裕福そうな家族に囲まれた6歳時の写真、美少年に成長した17歳時の写真、まるで老人のように生気を失った25歳時の写真が上げられていた。古屋はその写真の男『大庭葉蔵』に興味を持ち、「彼にいったい何があったのか?」と大庭の日記を読み始める。

不朽の名作を鮮烈な恐怖描写で描く衝撃作。 日本文学の不朽の名作『人間失格』をトップホラー漫画家の伊藤潤二氏が独自の表現で捌く衝撃作の完結編・単行本第3集です。人間の営みが理解できない。なのに、周りの人間の目が気になって仕方ない。都会の生活の中で多少図太くなった葉蔵は自分に絶対の信頼を寄せるヨシ子と世帯を持った。しかし、ヨシ子の心と体が犯され、その苦しみから逃れるために、酒や麻薬の中毒となる。治療のために入院した病院で、奇蹟的な出会いが待ち受け......「世間と折り合いがうまくつかない」そんな読者に深く愛される名作に、強いインスピレーションを得た伊藤潤二氏。氏がホラーの要素を絶妙に取り入れ、人間の業を深く掘り下げた新たな衝撃作を紡ぎました。 【編集担当からのおすすめ情報】 文学界不朽の名作に大胆な解釈を加え、鮮烈なビジュアル表現が繰り広げられる伊藤潤二版『人間失格』。各誌書評等でも多く、絶賛されました。是非お手にとって、伊藤潤二氏の世界に触れてください。宜しくお願い致します。

 ▼ 情報(Information)
原作太宰 治
作画伊藤潤二
出版小学館
掲載ビッグコミックオリジナル
レーベルビッグコミックス
刊行期間2009年 - 2011年
ISBN(1巻)9784107714862
ISBN(3巻)9784098600564
最新刊3巻
 ▼ 言語(Language)
Japaneseningenshikkaku
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