『ねこ耳少女シリーズ』(ねこみみしょうじょシリーズ)は、竹内薫原作、藤井かおり執筆協力、松野時緒作画による日本の学習漫画。萌え絵の美少女キャラクターをヒロインに据えて学術的な内容を解説する、いわゆる「萌え本」の体裁となっており、量子論や相対性理論、超弦理論といった物理学に関する題材をストーリー漫画の形式で解説している。
腕の骨折に失恋にと、ここ最近の不運続きに気が滅入っていた高校生のユウキは、家族に頼まれたケーキを買って帰るバスの中、このケーキを際限なく切り分けていった場合の最小単位は何になるのかという想像で気を紛らわしていた。ところが同じバスに乗っていた見知らぬ美少女から、それは「りょうし(量子)」だという答えをそっと教えられ、ユウキは彼女に一目惚れしてしまう。翌日の学校で再会したその美少女、あいりは、なぜかユウキに対して好意的に接し、彼をデートに誘うなど積極的なアプローチをかけてくるのだが、あいりは口を開けば量子の話ばかりしている、量子の話が大好きな少女だった。ユウキはあいりと親密になるために量子論を学んでいくが、自らの素性については多くを語らないあいりには秘密があった。彼女の耳には謎の猫耳が生えているのであった。
第1章 重たい話と速い話第2章 どっちの相対性理論?第3章 相対性理論のツボ第4章 ヘコむ世界第5章 ブラックホールの向こう側第6章 超ひも理論は仲介役第7章 超ひもの世界は11次元第8章 どこから来たの?エピローグ あの子のおまじない
▼ 情報(Information) |
原作 | : | 竹内薫,藤井かおり | 作画 | : | 松野時緒 | 出版 | : | PHP研究所 | ISBN(1巻) | : | 9784569705606 | ISBN(2巻) | : | 9784569776774 | 最新刊 | : | 2巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | nekomimishoujonoryoushiron |
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