『戦争は女の顔をしていない』(せんそうはおんなのかおをしていない、露: У войны не женское лицо)は、1985年出版のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチによるベラルーシのノンフィクション小説。第二次世界大戦の独ソ戦においてソビエト連邦軍に従軍した女性たちの証言をまとめた戦争文学である。著者の処女作であり、2015年にノーベル文学賞を受賞した。
1985年に出版されたアレクシエーヴィッチのデビュー作である。アレクシエーヴィッチは雑誌記者だった30歳代、1978年から500人を超える女性たちから聞き取り調査を行った。本は完成したものの、2年間出版を許可されず、ペレストロイカ後に出版された。ベラルーシの大統領であるアレクサンドル・ルカシェンコは祖国を中傷する著書を外国で出版したと非難し、ベラルーシでは長らく出版禁止になっていた。
第二次世界大戦の真実を明らかにする......500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ、第4巻が登場。
▼ 情報(Information) |
原作 | : | スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ,速水 螺旋人 | 作画 | : | 小梅 けいと | 出版 | : | KADOKAWA | 刊行期間 | : | 2020年01月27日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784049129823 | ISBN(4巻) | : | 9784049149951 | 最新刊 | : | 4巻 |
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▼ 言語(Language) |
Français | : | La guerre n'a pas un visage de femme | العربية | : | ليس للحرب وجه أنثوي | Deutsch | : | Der Krieg hat kein weibliches Gesicht | Azərbaycanca | : | Müharibə qadın simalı deyil | Русский | : | У войны не женское лицо | Japanese | : | sensouha onnanokaowo shiteinai |
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