『隙間』は高 妍による日本の漫画作品。「ビームコミックス」(KADOKAWA)から発売。最新刊は4巻
声が大きな者による単純化された歴史(ストーリー)、 世界を覆い尽くすその暴力性に、 高妍の作品は静かに、 しかし全力で抗っている。 ーー宇多丸(RHYMESTER) 「私たちにはまだ時間がある。一緒に沖縄のことを知ろうよ!」 祖母の死、そして報われぬ恋。すべてを振り切るように飛び込んだ留学生活も、終わりを迎えようとしていた。台湾に生まれ、台湾人として生きる楊洋(ヤンヤン)。残された時間の中で、彼女は沖縄の歴史と文化に心を寄せる。母国と縁深いこの地を知ること。それは、自身を見つめ直すことでもあると信じて。--“私”はもう、孤独じゃない。 「私たちも、台湾のことをもっと知りたいんだ!」 植民地化、二二八事件、ひまわり学生運動、表現の自由、沖縄戦……。葛藤の歴史を抱える台湾と沖縄を見つめ、自らを見つめ、未来を見つめる楊洋(ヤンヤン)の、そして、普通の希望が欲しかった“私たち”の、青い覚悟。台湾と日本、歴史と現在、社会と個人、私とあなた……名もなき隙間に光を見つける、私たちの物語、完結。 フリースタイル「THE BEST MANGA 2023 このマンガを読め!」第2位&宝島社「このマンガがすごい!2023」オトコ編・第9位ランクイン、『緑の歌 - 収集群風 -』で鮮烈なデビューを飾った高妍(ガオ イェン)が贈る、未来へのメッセージ。超厚【290ページ】、最終第4巻。 ●高妍(ガオ イェン)好評既刊 『緑の歌 - 収集群風 -』上・下 ●コミックビーム 公式X(Twitter) @COMIC_BEAM