『山人が語る不思議な話 山怪朱』は田中 康弘/水谷 緑による日本の漫画作品。原作は田中康弘。「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて掲載。「ビッグ コミックス」から発売。
現代の遠野物語・山怪漫画化! 山に生きる人々が遭遇した奇妙で不思議な、ときに恐ろしい体験とは…!? 原作は、田中康弘氏が実際に山に住んだり働いて生きる人々が体験した実話を収集した現代の遠野物語ともいえる、山の怪談ブームの火付け役。 NHKドキュメンタリーで映像化、海外で翻訳化もされ、近年は実写ドラマ化もされたベストセラーシリーズ「山怪」がコミカライズ この第1集は、東京の高尾山から始まり、奥多摩、奥秩父・丹波山村、西上州、奥利根、そして越後・魚沼…と、実在する場所しか出てきません。 そのエピソードも、山の中にある神社の宮司に、最強の猟師と呼ばれる方、山岳案内人でプロスノーボーダーかつ市議会議員の方などなど、山に生きる方による実話が盛りだくさん! ドラマ化された『まどか26歳、研修医やってます!』や『心のナース夜野さん』が話題作を手掛ける水谷緑氏による、時に震えるほど恐ろしく、時にノスタルジアにあふれた新境地です!! 【編集担当からのおすすめ情報】 原作者である田中康弘氏のご尽力のもと、水谷緑氏がなるべくエピソードの場所に伺って、不思議な目に遭った方々にご協力もいただいて、「山怪」ならでは実話のディテールにこだわったコミカライズです。 怪談好きはもちろん、山好き、そして失われた日本の民俗に興味のある方にもご覧いただきたい漫画になっています。ぜひ新たな「山怪」の世界をお楽しみください!! 第1怪 奥多摩「闇女」 第2怪 高尾山「呼ばれる人」「歌声」 第3怪 高尾山「蛸杉仙人」「「白い着物の女」 第4怪 奥多摩「小さな狐が住みつく家」「地響き」 第5怪 奥秩父・丹波山村「不思議な人」「白い犬」( 第6怪 奥秩父・丹波山村「守られる人」/西上州「二度と行かない」 第7怪 西上州「大漁に気をつけろ」「楽しい遠足」 第8怪 西上州「妙義山中之獄神社」「白い狐」 第9怪 西上州「稲荷山の修験者」「憑き物落とし」「景色をみない親子」 第10怪 奥利根「白目をむく女(前編)」 第11怪 奥利根「白目をむく女(後編)」 第12怪 奥利根「彷徨えるテント(前編)」 第13怪 奥利根「彷徨えるテント(後編)」 第14怪 奥利根「たずねる声」「なぜそんな所にいるの?1」 第15怪 奥利根「なぜそんな所にいるの?2」 第16怪 越後・魚沼「あなたはどなた(前編)」