『緋色の椅子』(ひいろのいす)は、緑川ゆきによる日本の漫画作品。2001年から2004年に、『LaLa DX』(白泉社)に掲載された。
貧しく小さな村ニオルズで暮らす少女・セツの幼馴染の少年・ルカリア(ルカ)は実は国王の妾腹の子。王家の血をひく最後の一人となってしまったルカは、王位を継ぐためニオルズから旅立って行った。ところが5年後、国王となったルカを一目見ようと王都にやってきたセツが見たものは、ルカとは全くの別人が「ルカリア新国王陛下」として即位している姿だった。ニセ陛下からいきさつを聞いたセツは、ルカを探す旅に出る。