『死にぞこないの青』(しにぞこないのあお)は、乙一の長編小説、及びこれを原作とした漫画作品、日本映画である。
小学生のマサオは、人の目に非常に臆病な子供だ。マサオは入りたかった飼育委員になる決定の話し合いに参加する機会を逃した。話し合いが行われた事情を知らなかったマサオは、希望者のうち2人が辞退したという話を聞き、飼育委員の枠ができたと思い、クラスの担任教師である羽田に自分が飼育委員だと伝えてしまった。羽田はマサオが嘘をついたと思い、羽田からの憎悪を買ってしまった。マサオは弁解する勇気もなく、羽田はことあるごとにクラスの問題をマサオに押し付け、マサオは羽田だけでなくクラスメートからもいじめを受けるようになる。