『セラフィム 2億6661万3336の翼』(SERAPHIM 266613336WINGS)は押井守原作、今敏作画による日本の漫画作品。未完。
21世紀初頭、ユーラシア大陸の深奥部で発生し、世界中に蔓延した天使病(セラフィム)。天使病は肉体の一部を変容させ感染者に強烈な幻覚を見せながら死に導く奇病である。天使病は瞬く間に広がり、それによって多くの国家が崩壊し、世界は壊滅の危機に瀕していた。各地で頻発する武装難民との衝突、浄化という名目で行われる悲惨な虐殺などで世界が混乱する中、天使病の発端を探るため、少女セラ、バルタザルことエラズマス教授、メルキオルと言われる「国殺しのヤコブ」、そして犬(バセットハウンド)のガスパルはタクラマカン砂漠を目指す。