『西武新宿戦線異状なし DRAGON RETRIEVER』は、押井守原作、大野安之(当時おおのやすゆき名義)作画の漫画作品である。
静岡県下の高校に通う丸輪零はごく普通の高校生であり、AFVの模型作りをたしなみ、ごく普通の日常を過ごしていた。そんなある日東京で内戦が勃発。自衛隊が首都圏各地で武装蜂起し、東京都心部を制圧した。1週間ほどで政府軍叛乱軍双方の弾薬は底をつき、政府は大阪に亡命、東京では叛乱軍が臨時革命政府の樹立を宣言した。国道16号を軍事境界線として環状の内側は解放区と称され、革命政府が実効支配した。