『水滸伝』(すいこでん)は、横山光輝の漫画。1967年から1971年にかけて潮出版社の『希望ライフ』および『希望の友』に連載された。
本作は、中国四大奇書の1つである『水滸伝』(水滸傳)を漫画化したものであり、横山の漫画作品において中国歴史ものの第1作にあたる。百二十回本を準拠にほぼ原作に忠実に進行するが、後年の『三国志』に比べると遥かにコンパクトなこともあり(それでも当時の少年漫画としてはかなり長大な構想だった)随所に改変、省略が見られる。少年誌という性格上残虐描写、性描写はほとんど削られており、また、当時は日中国交正常化前だったため資料不足からか、細かな誤りも見受けられる。