『殷周伝説・太公望伝奇』(いんしゅうでんせつ・たいこうぼうでんき)は、横山光輝による日本の漫画。
紀元前1711年・夏の滅亡後、殷(商)の時代が始まった。殷は栄えて600年以上後、第30代帝乙の時代に入った。ある日地震が起こり、帝乙の城が崩壊したのと前後して、後の紂王となる帝乙の第3皇子が産まれた。その子は震災の中で生まれた強運の子とされ、成長する中で文武共に2人の兄を凌ぐほどまでに才を発揮していった。帝乙の死後、天子に即位した紂王は、即位後しばらくは聡明な天子として聞仲や商容などの家臣に支えられて殷を平和にしていった。