『ヴィンランド・サガ』(VINLAND SAGA)は、幸村誠による日本の漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2005年4月から連載が始まったが、週刊連載に幸村の執筆が追いつかず、同年10月に同誌での連載を終了、同年12月より『月刊アフタヌーン』(講談社)にて月刊ペースの連載を再開。
作中では明確な章分けはされていないが、構成をもとに以下のように分けて各編のあらすじを記す[注 1]。
ヴァイキング達が跋扈する11世紀北欧を舞台にトルフィンが本当の戦士を目指す物語。父親の仇を討つために過ごした幼少期、奴隷として農場で過ごした青年期を経てトルフィンはヴィンランドへの渡航を本格的に模索するようになる。北海最強の武力集団・ヨーム戦士団の居城・ヨムスボルグを中心にバルト海が戦火に包まれたヨーム継承戦争にまきこまれたトルフィンだが、辛くも戦争を生き抜いた。東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン達一行はアイスランドに帰郷。故郷のアイスランドで結婚式を挙げたトルフィンとグズリーズはヴィンランド移住計画の賛同者を募る。そして、ついに約束の地・ヴィンランドへ辿り着く。ヴィンランド開拓を進めるトルフィン達の前に、先住民族のウーヌゥ人が現れ、動揺するアルネイズ村の一行。ウーヌゥ人と友好を望むトルフィンだが、イーヴァルなど一部の人間はウーヌゥ人との交流に懐疑的。しかも、イーヴァルは禁止されている「剣」を持ち込んでいた。一方、ウーヌゥ人の長老ミスグェゲブージュは「儀式」を行い、トルフィンらノウド人がもたらす破滅の未来を予知する。そんな中、グズリーズの妊娠が発覚、そしてついに、ヒルドは憎しみを解放し、トルフィンを赦すことを決意する。大いなる希望と一抹の不安を宿し、ヴィンランドの麦は燦然と輝く。
▼ 情報(Information) |
作者 | : | 幸村 誠 | 出版 | : | 講談社 | 掲載 | : | 月刊アフタヌーン | レーベル | : | アフタヌーンKC | 刊行期間 | : | 2005年4月 - | ISBN(1巻) | : | 9784063144239 | ISBN(27巻) | : | 9784065319109 | 最新刊 | : | 27巻 |
|
▼ 言語(Language) |
English | : | Vinland Saga | 中文 | : | 海盜戰記 | Italiano | : | Vinland Saga | Français | : | Vinland Saga | العربية | : | فينلاند ساغا | Deutsch | : | Vinland Saga | 한국어 | : | 빈란드 사가 | Azərbaycanca | : | Vinland Saga | Català | : | Vinland Saga | Español | : | Vinland Saga | Русский | : | Сага о Винланде | Bahasa Indonesia | : | Vinland Saga | Japanese | : | vinrando.saga |
|