『プレアデスに向かって飛べ 空を愛した男たちの系譜』は遠藤 わたるによる日本の漫画作品。「リュエルコミックス」(実業之日本社)から発売。
空への憧憬、夢と誇りを描く四つの「翼」の物語。 1930年代のスペイン内戦から現代のメキシコまでーー。 空に憧れ、翼に夢を託した男たちの想いは受け継がれていく。 緻密な時代考証と圧倒的な描写力で描く、航空ロマン作品集! 巻末には描き下ろしカラーイラストも掲載。 「青き翼で翔べ」 1936年7月のスペイン内戦下、モロッコ北部。傭兵となった主人公イルムだが、アンダルシアまでアフリカ軍兵士を運ぶ輸送機Ju52が敵機の急襲を受けてしまう。「新しい世界を見たい」とイルムが身に付けてきた信念が、この窮地に光明を見いだせるのか!? 「恋する落下傘」 1936年、イタリア北部のラ・スペツィア港。出陣を待つ3人のパイロットたちは、最近支給されたパラシュートを着けるか否かで盛り上がる。だが夜の撃墜王(自称)カルロスは居酒屋の女性・イザベラに一目惚れしてしまい、果敢な(無謀な)アプローチを開始しはじめて..!? 「翼よ、自由の空に舞え」 2010年代、メキシコ。歴戦の勇者だった祖父に憧れ、軍人を目指し士官学校に入学したルカだったが、命じられたのはイヌワシの育成だった。失意のルカだが、次第にイヌワシのソルと交流を深めてゆく。ドローン対策への有用性が認められ、晴れの舞台である独立記念日パレードに抜擢されるルカとソルだったが...? 「プレアデスに向かって飛べ」 1937年4月、スペイン内戦時。カンタブリア山脈に墜落したクンツ中尉は万策尽きていた。機体は故障し、自分の位置すらわからない。目に映るのは満点の星、プレアデス星団のみだった。中尉は再び飛び立ち、帰還することはできるのか!?