『マンガで分かる心療内科』(マンガでわかるしんりょうないか)は、原作:ゆうきゆう、作画:ソウによる日本の漫画。Webコミックとしては、ゆうきゆう自身が代表を務める心療内科ゆうメンタルクリニックのサイトにて2008年から不定期連載が行われており、雑誌連載作品としては『ヤングキング』(少年画報社)にて2010年第2号より連載中である。また、本編と並行して『マンガで分かる心療内科 番外編 〜アンガー・マネジメント〜』[注 3]が、『月刊ヤングキングアワーズGH』(同社)にて、2021年7月号から2022年4月号まで連載された。単行本は少年画報社(ヤングキングコミックス)からA5判で刊行されている。
心療内科にて扱ううつ病、認知症、適応障害などの症例について、登場人物のやり取りを通して解説を行うギャグ漫画である。作品特性上、回毎の物語としての繋がりは薄く、ほぼ毎回1話完結にて描かれるのが当初の形式であったが、説明量が大きくなった場合、前後編など複数回にまたがるケースもあった。「アドラー心理学編」以降、単行本1冊分におよぶ連続形式もたびたび採られている。