『荷風になりたい』はケン月影による日本の漫画作品。原作は倉科 遼。「ビッグコミック」(小学館)にて掲載。「ビッグコミックス」から発売。最新刊は4巻
“前代未聞のオス教養漫画”と反響殺到!! 『女帝』『夜王』の原作者・倉科遼が憧れる人がいる。それは、三島由紀夫が憧れ、谷崎潤一郎が師に仰いだ、明治・大正・昭和を生きた文豪・永井荷風であった――!! 生涯何物にも囚われず自由を享受し、男のわがままを貫き通した荷風のように、男としてありのままに、本能のままに生きてみないか? “夜の帝王”倉科遼が物語り、当代最高の官能絵師・ケン月影が描くセンセーショナル告白漫画。いま“夜の帝王”が、そのすべてを赤裸々に告白する――! 【編集担当からのおすすめ情報】 いつまでも人々に強い影響を与え続ける作家、永井荷風。いま再び、静かな荷風ブームが起こっています。それは、現代が男性の本能にとって生きづらい社会になっているからなのかもしれません。本作品は、そんな現代を生きる、虐げられている男性に問う、“どこまでも本音で語る革命的男性論”です。荷風美学を知ることによって、新しい価値体系の醸成と、より自由に生きること、この二つが大いに期待できると思うのです。
稀代の“オス教養漫画”と大反響!!! 第二幕「荷風のあがき」開幕!!!青年期の葛藤(かっとう)を乗り越えた荷風の壮年期!!41歳の荷風は麻布市兵衛町(現・六本木一丁目)に洋館「偏奇館」を新築し、“終(つい)の棲家(すみか)”とする。表向きは、作家業に専念する家であったはずである。だが、“人間の本能”とどこまでも向き合った荷風のことだ。そう簡単に行くはずがない。壮年期を迎えた“荷風のあがき”が、いま始まる―――事実と永井荷風作品を基にした評伝的フィクション第2集!! 【編集担当からのおすすめ情報】 “前代未聞のオス教養漫画”に、絶賛の声ゾクゾク!!!「とにかく“大人”な読み応え」(「TV Bross」誌)、「女を愛し色に生きた男の生き様を濃密に描く物語は読みごたえ抜群」(「ダ・ヴィンチ」誌)、「超大物タッグによる作品が、真正面からの『文学もの』というあたりに驚いた。ユニークな作品に仕上がっていて、題材も含めて正しい両巨匠の起用の仕方だ」(「映画秘宝」誌)、「女を愛し、色に生きた荷風の人生を現代に生々しく蘇らせてくれる」(「Smart」誌)。巻末に壬生(みぶ)篤(あつし)(元『荷風!』編集長)による特別エッセイ[墨東へのアプローチ]収録!!
▼ 情報(Information) |
原作 | : | 倉科 遼 | 作画 | : | ケン月影 | 出版 | : | 小学館 | 掲載 | : | ビッグコミック | レーベル | : | ビッグコミックス | 刊行期間 | : | 2016年08月05日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784091878083 | ISBN(4巻) | : | 9784091895172 | 最新刊 | : | 4巻 |
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