『バケツでごはん』は、玖保キリコによる日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に1993年から1996年まで連載された。単行本は全8巻(ビッグコミックススペシャル)。
たくさんの人でにぎわう上野原動物園。その動物達は実は地下鉄で通勤しており、お客さんを喜ばせるためのエンターテイナーとして勤務していた。人間社会には秘密裏に形成されている動物たちの世界の中で、人間社会と変わらない恋愛や動物関係が繰り広げられる。動物園の動物達を擬人化して描き、サラリーマンの悲哀、幼児虐待、貧富の差、ジェンダー、同性愛(ゲイ)等の幅広いテーマを取り上げている。