『ももいろさんご』は、2000年から2008年まで『ヤングキング』(少年画報社)に連載されていた花見沢Q太郎の漫画作品。
主人公三悟は海洋学者を夢見て大学に通う青年。だが、下宿先の洋館に住む長女の入江、次女の湊、三女の潮の三姉妹に家事や宿題を手伝わされて、まるで使用人のような生活を送る。あこがれの百合子さんは告白の返事も聞けぬままドイツへ留学してしまい、残された三悟は湊や入江の誘惑に流されてエッチなことをしまくる日々。おのれの不甲斐なさを嘆き、百合子さんへの思いを再確認しつつも、周りに次々と現れるわかめ、かれい、プリステラ姫、仄などのかわいい女の子たちに心はフラッと揺れ動く。そんな三悟の悶々とした青春の日々を、軽快なテンポでちょっとエロティックに描くドタバタラブコメディ。