散歩の日々(さんぽのひび)は、1984年(昭和59年)6月に「COMICばく1」(日本文芸社)に発表されたつげ義春の24頁からなる短編漫画作品。のちにテレビ東京でテレビドラマ化され、1998年9月28日24:45 - 25:15に放送された。
原稿依頼の来ない漫画家が暇を持て余し、野川に沿ってG寺までの散歩を日課としていた。ある日に、子供連れで神社の境内に入ったところ、賭け事をしている男たちに出会い、参加したもののポケットに入れていた300円を負けてなくしてしまう。ジュースをほしがる子供に買ってやることもできず、古本屋へ赴くと夜祭りがあり焼そば屋を出店するという話を聞きつけ、主人公も手伝うことに。妻子が古本屋主人と盆踊りに出かけた隙に、男は売上金の300円をくすねる。なお、賭け事をした神社のモデルは虎狛神社で、野川に沿っての小道は散歩コースになっていた。