バイリンガル版 横山光輝「三国志」

名セリフの英語に接すれば、日本人なら友達・知人・家族など英語でしゃべりたくなり、英語力もアップ。外国人なら、総ルビなので日本語の勉強にもなり、日本と中国の文化の両方を知ることもできる。 本シリーズの構成は「桃園の誓い」から「五丈原の戦い」まで5つのパートに分け、それぞれ完全読切り形式とする。各巻の巻頭、ならびにストーリが飛ぶときはあらすじを英語と日本語で入れる。 本来の吹き出しの部分に英訳を入れ、日本語のネームはすぐそばの欄外に置く。水平開き(PUR 製本)で、英語と日本語が対訳になるように配する。 第1巻は、劉備が黄河を眺めるシーンから桃園の誓い、初陣大勝利、曹操との出会いまでを収録。

三国志序盤の見逃せない名場面が数多く登場。系譜を読み上げられ感涙にむせぶ玄徳。曹操の傍若無人なふるまいに憤る関羽。曹操打倒の血判状同盟が成立。曹操が玄徳に投げかけた名せりふ「you and me」。策略で曹操のもとを脱し放たれた虎となる玄徳。呉では華佗の治療の甲斐もなく孫策が倒れ、わかき孫権が立つ。ここに役者がそろい、三者の熾烈な戦いの火蓋が切られる。すべてのコマの脇に日本語が総ルビで入っています。英語を学ぶ日本人だけでなく、日本語を学ぶ方々にもオススメ!