『おれとカネやん』は、原作:梶原一騎・画:古城武司による日本の漫画作品。『週刊少年キング』(少年画報社)にて、1973年23号から1975年52号まで連載されていた。単行本はヒット・コミックス全2巻(未完のまま絶版)及びマンガショップコミック全8巻(完全復刻版)。現在はマンガ図書館Zから全16巻が無料配信されている。
梶原原作の『巨人の星』(画:川崎のぼる)、『侍ジャイアンツ』(画:井上コオ)同様に「少年が野球を通じて成長し、後にプロ野球を舞台にライバルたちに挑む」というコンセプトで作られた。本作品では連載当時ロッテオリオンズ監督だった「カネやん」こと金田正一を作品のキーマンとし、彼に憧れて野球を始めた少年・勝 三四郎の活躍を描く。作中での表記揺れが多い。(三四郎が通う小学校隅(墨)田(川)小学校(ユニフォームは隅田)、三四郎、金田監督及びアルトマンの背ネームなど)登場人物(監督)と球団のスポンサーだった関連でロッテからチューイングキャンディがタイアップ商品として出ていた。尚アニメ化にならなかった野球漫画がタイアップ商品を出したのはこの作品のみである。