ちっちゃい島のでっかいガール

都会育ちで読者モデルになるのが夢の女子中学生・三輪しげるは家庭の事情により、2年生への進級と同時に母方の実家である孤島へ引っ越し、祖父母と暮らすことになった。島ではスマホの電波は入るが娯楽は無く商業施設は共同売店1軒のみで退屈を持て余し散策していたところ、港の倉庫で外界から匿われるように暮らす身長15メートルの巨大な美少女・藤田みくると出会った。しげると同学年で新学期から同じ分校の生徒になるというみくるは原因不明の急成長で巨大化し、サイズの合う服が無いのでブルーシートに穴を開けて紐をベルト代わりにした衣装に飽き飽きしており、しげるに「同年代の女の子と同じようにおしゃれをしてみたい」と内に秘めた思いを語ったことで「体は巨大でも、中身は同年代の可愛い女の子」だと言う事実に気付かされる[3]。

その島には、身長15mのビッグサイズな中学2年生、みくるが住んでいる...! 都会から越してきたしげるは、そんなみくるの存在が楽しくて仕方ない様子。すぐに仲良くなり、学級委員タイプのりんちゃんを含め、3人は島の生活を満喫。第3巻では、当初は自分の存在を島の中に留めておきたがっていたみくるが、島の外どころか世界に向けて自分の思いを発信したいと思うように。その心変わりの理由とは!? 3人の友情が時代を切りひらくスクールコメディ、ここに完結!