犯人は誰だ!!(はんにんはだれだ!!)は、つげ義春による日本の漫画作品。1954年10月に、『痛快ブック』(芳文社)に掲載された1頁の漫画作品である。つげ義春18歳のときの実質デビュー作とされる『白面夜叉』より以前の作品で、つげが発表した最初の作品。
少年名探偵凸山は、何かが起こりそうな予感のする陰気な夜を歩いていると、突然男の悲鳴を聞く。路上に倒れていたのは、顔見知りのあんまのタコ山さんだった。あんま仲間では有名なほど小金をためているタコ山さんは、いつも首に何十万円も巻いていたのだが、それがなくなっていた。