「値ぶみカメラ」(ねぶみカメラ)は、藤子不二雄の藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)による読切SF漫画作品。小学館「ビッグコミック」1981年11月25日号に掲載された。
カメラマン志望で野鳥の写真を撮影している竹子は、親が経営する骨董品店の常連客で青年実業家の倉金から好かれている。潰れかけの骨董品店の娘にとって青年実業家との結婚は玉の輿であり、カメラマンの職を良く思っていない竹子の母は結婚を勧めているが、当の本人は乗り気ではない。この日も、倉金が骨董品店に現れると逃げるようにして家を出て行き、バード・ウォッチングに出かけた。竹子は恋人の貧乏なフリーカメラマン・宇達に倉金のことを話すが、宇達からそのことをからかわれてしまう。