『3万3千平米』(さんまんさんぜんへーべー)は、藤子不二雄名義で発表された読み切り漫画作品。藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)による単独執筆作。『ビッグコミック』1975年(昭和50年)8月10号に掲載された。
借家で暮らす会社員・寺主(じぬし)の長年の夢は、広い土地に建つ広いマイホームに住むことだった。しかし、わずかな貯金とわずかな退職金の前借りで手に入りそうなのは都心から離れた24坪の土地がやっと。土地の契約をきめかねていたところ、寺主の家に奇妙な格好をした男が現れる。男は、寺主の持っている3万3千平米の土地を新空港用地として買収したいと申し出る。